上野公園内にある東京国立博物館平成館で、
「仏像 一木(いちぼく)にこめられた祈り」が
12月3日まで開催されています。
仏教を信仰した国の中で、日本ほど木で仏像を造る
国はありません。石や金銅、漆、あるいは土で固めた塑像
などが多いのですが、奈良時代の終わり頃から、一本の
木から仏像が造られるようになりました。
大地から力強く根を張った生命力にあふれる木に、一つの
精神性を感じたからかもしれません。
作成にあたっては、木の年輪や木目などによって、表情が
微妙に変わっていきます。
しかも一度削ってしまったら修正は不可能であり、非常に
緊張感のある作業です。
国宝などの146体の仏像は、あなたに何を語りかけて
くれるのでしょうか?
そして、もし彫りたくなったら東急ハンズへいきましょう。
仏像作成のキットが販売されていますよ。
よい仏のご縁があるといいですね。
彫ってみたいわ
和尚様の情報を見て、嗚呼いいな・・・!やってみようかな?とおもいました。木彫はむつかしいんでしょうが、毎日少しずつなら作れそう?な気がして。
自分でつくったほとけさまはまた感慨深いものがあるのでしょうね。たとえ少しくらいデキがよくなくてもね。
ところで、また唐突な質問なのですが、朝おつとめをしたら、夕方日が暮れてもう一度読経をしてもかまわないのですか。なにか、4時以降はしないほうがいいとか、夜中なんてとんでもない!とか・・聞いたことがあって、わからないのです。ご教授くださいませ。
みちやさま
人間は太陽が昇って活動し、太陽が沈めば
終わりにする。
そんな自然な営みの方があっているように
思います。
新しい1日が「おつとめ」で始まり、
夕方に感謝の思いをこめて「おつとめ」して
1日を終える。心身ともそれが良いのかも?
なるほど
そうですね。一日の自然な流れにまかせ、朝太陽が昇れば大日如来様のお姿が当来されたと思い、西方へ陽が沈もうとしていれば、浄土へ思いをはせつつ、今日また一日を生きのびれた事を感謝するのですね?
朝念観世音、暮念観世音・・・てこのことだったのかしら。今頃気がつきました。
そうそう・・・
念彼観音力ですね