上野公園内にある東京国立博物館平成館で、
「仏像 一木(いちぼく)にこめられた祈り」が
12月3日まで開催されています。
仏教を信仰した国の中で、日本ほど木で仏像を造る
国はありません。石や金銅、漆、あるいは土で固めた塑像
などが多いのですが、奈良時代の終わり頃から、一本の
木から仏像が造られるようになりました。
大地から力強く根を張った生命力にあふれる木に、一つの
精神性を感じたからかもしれません。
作成にあたっては、木の年輪や木目などによって、表情が
微妙に変わっていきます。
しかも一度削ってしまったら修正は不可能であり、非常に
緊張感のある作業です。
国宝などの146体の仏像は、あなたに何を語りかけて
くれるのでしょうか?
そして、もし彫りたくなったら東急ハンズへいきましょう。
仏像作成のキットが販売されていますよ。
よい仏のご縁があるといいですね。
4 Responses to 行ってみよう、やってみよう!