チベット僧による砂曼荼羅の制作をみて来ました。
厳粛な宗教儀式なのですが、「ライブパフォーマンス」
なる言葉を使わざるを得ない複雑な事情もあるようです。
ダライ・ラマは著書『ダライ・ラマの密教入門』光文社の
中で、「マンダラの本質は『光』なのです」
「正しく描かれ、加持されたマンダラを見ただけでも、
何劫にもわたって積み重ねてきた悪業を清めることが
可能なのです」といいます。
先が細くなつているパイプに筒に砂を入れて、墨打ちした
線の中に振動で砂をおとしていきます。実に腰が痛くなり
そうな作業で、念を込めないとできません。