京都も昔から比べるとビルが多くなりました。
この地に住んでいない者にとってみれば、和の京都
らしい町並みを期待しますが、生活している人にとって
みれば大変なことなのかもしれません。
観光目的で作られた和の町並みもありますが、確かに
綺麗ですが、逆に不自然さも感じます。
伝統的な商売をされているお店は、まだまだ古い建物が
多いようにも思います。
老舗の今井半念珠店もそのひとつです。
先代の店主は寡黙ながら、職人気質で念珠を作り続けたお姿が
今も目に浮かんできます。もちろんお客さんといえば、
お坊さんしかいなかったように思います。
でも、今は修学旅行の念珠体験作りの学生達も受け入れていて、
これも時の流れなのでしょう。
老舗いわれる京都のお店は、これからどんな風に変わって
いくのでしょうか?