先日のブログで謎の言葉を使って
しまいましたぁ~。意味わかんないですよね。
宝篋印塔(ほうきょういんとう)は、『宝篋印陀羅尼経(だらにきょう)』
という経典を納めるところから、この名があります。
塔中央あたりの石の中に、この『宝篋印陀羅尼経』を
納めるのです。
このお経のなかには、「お線香やお花を供えて礼拝し、
供養すれば、80億劫という、とても長い間の過去に
おかした罪もいっぺんに消えてなくなり、生きている間は、
災いから逃れ、死後は極楽に生まれる」と書かれて
います。
自分の犯した罪の重さや不安な死後の安心を願って、
たくさんの塔が建てられたのです。
本来は、等身大くらいの大きさが多いのですが、国東半島の
文殊仙寺のものは、数メートルもある塔で日本一とか・・・(写真)
7年間かけて、延べ1万3千8百人で築き上げられたと伝えられています。
そんな思いを感じるとき、ちょっと感動でした。
ちなみに、文殊仙寺の自然林は「未来に残したい日本の自然100選」に
選ばれています。紅葉も綺麗みたいです。