摺仏(すりぶつ)



京都浄瑠璃寺の国宝、九体阿弥陀仏中尊の胎内より
発見された国内最古の仏教版画(平安時代)

版は百体一版と十二体一版の2種類がありますが、
これは百体の方です。十二体一版は、数が少なく百体一版に
比べ繊細な線出来ており、台座の蓮弁が二重になっている
のが特徴です。

日本の版画の原点ともいうべきもので、仏教版画コレクターの
必須アイテムです。

というと不謹慎ですが、一体で5000円が相場で、業者さん
によっては切り売りしてしまう人もいるとか・・・。

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