打ち水大作戦



燃えるような酷暑には「涼」がほしい。
エアコンの中では「冷」は感じるが
「涼」は感じない。
人工的に作りだされた「冷」には、優しさとか
豊かさがないのだ。

昔の人たちは、打ち水、すだれ、風鈴、浴衣、
子どもたちと一緒にスイカを食べながら、
心の中で「涼」を感じていくことを知っていたのだ。

打ち水大作戦2005なるものが行われているが、
暑い夏の打ち水は、すぐに乾いてしまう。

そんなはかなさ故に、「この時、この一瞬」の
大切さも、先人たちは感じていたのだろう。

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打ち水大作戦 への1件のコメント

  1. Vivid Association のコメント:

    消えゆく夏の風物詩-その2-

    昨日、ラジオ体操の記事を書きながら思い出したので、もう1つ・・・。

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