トンチで有名な一休さんが、足利義満公に
呼び出されたときのことだ。
「そこにある屏風に描かれているトラが、毎夜
外に出てきていたずらをするので困る。一休、
そのトラを縛ってくれぬか・・・」
殿様は、評判の高い一休さんのことを試したのです。
そんな難題に臆することもなく、縄とはちまきを
用意して屏風の前に構えました。
「さあ、用意はできました。殿様、どうかトラを
追い出してください」
「バカなことを言うな!絵に描いたトラが追い出せる
わけがない・・」
「殿様が追い出せないのでしたら、私も縛ることは
できません」と、見事に殿様をやっつけたという話。
今日は早朝から「私は短気でしょうがないので
何とか直して下さい」という人がきた。
こういう人は、お寺を試しにきたり、少なくとも
真剣に直そうなんて思っていないのだ。
「いいですよ。直してあげますから短気を見せて
もらえますか~」
ええええ
そんな人がいらっしゃるのですかっ。
ヒマなのか……ヒネてるのか……
いろんな方がお寺には訪ねてこられるのでしょうか。
和尚さんも、少々のことでは物怖じしなくなった?
にしても、画像がタイガーマスクってのが
イイネっ
両方かな?
そうなんですよ。
最近変な人が多い。
本当に悩んでいて助けて
ほしいのか、本人にも
わからないみたい。
「死にたい」なんていう人も
くるから、「死ねば」て言って
あげるの・・・。
本当に死にたいなんて思って
いる人は、相談になんてこない。
そこからお話を聞いたあげる・・。