平安時代から宮中に伝わる和歌を読み上げる歌会は、
今日まで継承されていて、今年も新春恒例の「歌会始の儀」が
皇居・宮殿「松の間」で開催されました。
天皇陛下をはじめ、内外からよせられた詠進歌の中から、
選ばれた歌が、伝統的な発声と節回しの披講というしきたり、
作法によって歌いあげられます。
以前、国立劇場で、この歌会の様子を公開した「和歌の披講」を
見に行きましたが、始まって5分もしないうちに熟睡してしまいました。
「歌を読む」という行為が、お経と同じように節がついていて、やたらと
のんびりしていって時間がかかるのです。
今年は、入選に次ぐ佳作の1つに、前橋市の小学3年生天野莉那さんの
「お母さんお母さんてばお母さん影ふみ歩き明日も天気」が選ばれ、
最年少の入選・佳作となったそうです。
ちなみにお題は「歩み」。お母さんと仲良く歩いている、むつまじさが
伝わってきますね
One Response to 歌会始