からくり人形の弓曳童子が完成しました。
人形が矢立てから矢を取り、弓につがえ、的を射るという
高度な動作を繰り返す、からくり人形です
これは江戸時代末期を代表する科学技術者であった田中久重の
作品を再現したもの。
ゼンマイと歯車、カムとカム板の組み合わせにより全ての
動作を制御していて、一連の動作が、糸の調節で微妙に変化
していきます
その糸が、なかなかうまく出来ないので、めげてしまい6ヶ月
ぐらい、そのままにしておいたものを突然作り始めました。
何とか完成はしたものの、動きがぎこちない・・・。
このような精巧なものを設計図から起こして、歯車一つ一つを
作る技術のすばらしさに、おもわず
今度は人形が階段を前転で下りていく「からくり人形段返り」に
挑戦します
和尚さんて![]()
器用なんですねー
出来上がった人形は、お寺の中に飾られるのですか?
まるで古くからあった貴重なものに見えそう!
下にいる小さい子供が歯車を回してるように![]()
見えるのかな。うーん、本当に精巧ですね
的にも射ることができるんですか?
出来ますよ~![]()
「お~い、からくり儀右衛門。今日の出し物は何じゃ・・・」とお殿様がご発声!回りには綺麗な奥方や家来が並ぶ中で、重々しく差し出した、からくり人形を披露・・・。
「よう、できとるなぁ。褒美をつかわすぞ」という光景が目に浮かぶます。
もちろん矢が的に当たって大喜びです
でも、それがなかなか難しい・・・。