「おせがき」の行事が終わって、それまで来寺のお断りをして
いた方々から、電話が殺到・・・。
一件一件気をつかう案件なので切り替えが大変です。
和尚は本来、おせがきのような宗教行事に専念するのが本来ですが
宗教法人という「法人格」を維持運営していくには、会社と同じような
社会的な運営も迫られます。
一週間後には、お盆もあり「おせがき」にお手伝い頂いた各寺院の
助法(「法」は仏の教えという意味で、それを助けることで「お手伝い」
というお寺言葉です)もあって、夏は体力勝負です。
そんな時に、バイランという葉っぱにお経が書かれているのもを
頂きました。
椰子の葉を束ねて、そこにお経を記しています。
貝葉経(ばいようきょう)とも言われ、紙のない時代には、葉に釘の
ようなもので傷をつけ文字を刻みました。
文字部分には、油を染み込ませて黒くし、読みやすくしてあります。
葉は以外と厚みがあって、文字は両面に書かれています。
100年~200年前のものといわれ、観光客目当てのスーパーコピー品も
たくさんあるといいます。
葉にあけられた穴は、綴じるためのもので、使う時は紐をゆるめて
一枚ずつめくります。
昔は写経僧なるお坊さんがいて、コピーのない時代には、すべて
手書きで受け継がれてきました。
でもいまは、デジタルでPC化やコピーして使用している場合も多く、
これをみると原点のような感じがして気が引き締まります。
お盆
おせがきを終えられ、お盆に入ります。ご多忙のご様子ご自愛下さい。本日着の宅配便で心ばかりの品送りました。ご笑納下さいませ。感謝合掌。沼崎益夫拝
フードアナリスト食人さま![]()
ありがとうございます。
DVD拝見しました。凄いですね~~