世相を反映した「遺品整理士」


こんな養成講座があるんですね・・・。
故人の住まいの整理をする「遺品整理士」が注目されて
いるそうです。

核家族化、高齢化が進み、孤独死の数が増えてきています。
そんな中、故人の持ち物の整理、場合によっては処理する、
通称「遺品整理士」が増えてきているそうです。

依頼人は主に親族で、親族も高齢者だったりするため、
故人の部屋を掃除すると同時に、遺品とごみの仕分けを
代行してくれる遺品整理士は大変助かるそうです。

さて、この遺品整理士、特に資格や認可が必要がなく
自分名乗ればOKということで、当然ながら悪徳業者も
横行しているそうです。

山に不法投棄したり、通称「宝探し屋」と呼ばれる
悪徳業者おり、大金がそのまま残っているケースも
多いそうです。

高齢者になると銀行からお金を引き出した後で、どこに
しまったか忘れ、また引き出すということを繰り返して
しまうことがあるからだそうです。

相場がある業界でもないので、法外な値段を請求される
こともあり、トラブルも多いそうです。

そんな中悲しい事実も・・・。

親族がある程度遺品を整理した後に処理を依頼された
際に、金目の物がまったくなく、仏壇、遺影などが、
残されていて、大家さんからお寺に相談に来る方もいます。

まったく、情けに世の中になってしまいました!!

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