寒暖の差が激しいせいかお葬式が続きます。
こういう季節の変わり目は気をつけてくださいね!
最近の東京では、家族葬などという小さなお葬式が
多いですが、今日は久しぶりの大きな葬儀・・・。
家族や親戚などが三世代にわたって交流がないと
こういう葬儀はできません。
これからの日本を救うキーワードは「家族」かも
しれませんね!!
あるご葬儀に参列した日本人を妻に持つカナダ人の
ご主人が、妻の親戚の葬儀に参列・・・。
その葬儀で行われる日本で当たり前の葬儀儀式に
衝撃を受けたそうです。
それは「箸渡し」の儀式です。
ご存知のとおり、箸渡しは、ご遺体が火葬された
あとの収骨を二人ひと組で骨壷に移す習慣です。
これは、この世とあの世の間にある三途の川を
「橋渡し」することを意味しており、「橋」と「箸」が
同音であることから行われていました。
仏教的な意味があるわけでもなく「いいね!」
くらいの感覚から始まった「習俗」の話でしか
ありません。
しかし、そんな習慣を初めて目にしたカナダ人夫は、
「なぜ、食べ物に使うもので骨を拾うのか?」
「オ~~ アンビリーバブル!」と思わず叫んだそうです。
日本人においてご遺体やご遺骨は、大切なものとして
たとえ、お亡くなりになっても、その体は単なる「モノ」では
ないという感覚があるからかもしれません。
「骨仏(こつぶつ)」という言葉を聞いたことがありますか?
骨仏とは人の遺骨を使って作られた仏像のことです。
このお寺では、200万人以上の納骨により仏像が
造立されてきました。
遺骨を砕き、粉末状にしてコンクリートやセラミックス
などに混ぜて、造り上げられます。真新しい骨仏は白く
すべすべとしています。
中年女性が子どもに向かって・・・
「ほら、あの仏さん、おじちゃんが入っとるんやで」
骨仏の前で手を合わせる生活に根付いた信仰心も外国人の
方には、驚愕に感じるのかもしれませんね?