昭和45年に週刊少年マガジンで連載された「アシュラ」という
漫画をご存じでしょうか?
有害図書として糾弾された日本コミック史上最大の問題作と
なった作品です。
平安時代末期の飢饉の中、生まれた主人公アシュラが獣同然に
生き抜く中で、さまざまな人と出会い、やがて高僧へと成長して
いく物語ですが・・・。
映画では、応仁の乱世に僧となり、絶望の淵にいる人々と安寧へと
導いた高僧アシュラの少年時代を描くそうです。
当時、なぜ有害図書とされたかというと・・・。
飢餓による地獄絵図、人肉を食べ、我が子までをも食べようと
する女性の描写などが問題視されたそうです。
子どもを食べてしまうお母さんは、鬼子母神で有名ですが
仏の教えを授かり、外護する神様として信仰を集めてきました。
善も悪も世の中の出来事・・・そんな人間の業をテーマにした
メッセージ性には、現代社会にも通じる何か共感できるものが
あるかもしれませんね。
映画『アシュラ』は、9月29日より全国公開の予定です。
http://asura-movie.com/
YouTubeの予告はこちらから!!
http://www.youtube.com/watch?v=Ny7S349OI68
ウァ~~映画化されるんですね。もちろん愛読していました。どんなふうに描かれるのでしょうか?興味あります。
KEKEKO