境内の「さくらげんかい」が満開です。
「サクラ」と名前がついていますが、これは ツツジです。
でも淡い色合いで花弁が、サクラを 大きくしたものと似て
いるので・・・。
「煩悩や妄想が、全部なくなった美しい悟りの心」とは、
いったいどんな状態なのでしょうか?
和尚は、こう思います。
それは、サクラでもツツジでも、あるいは雑草でも、 どんな
花や草木でもいいです。
そんな花や草木は、それぞれが、その色や形を誇る事もなく、
競う事もせず、ありのままの姿を表現して無垢に生き、その個性を
見事に開花させていますよね。
その精一杯の姿をしっかりと見て、「気づき」「感じる」ことが、
仏の心に近づけることなのかもしれません。
花ぐすり・・・
心が痛んだとき綺麗に咲く花々、路傍の草木をみて感じて
みませんか?