境内の梅の花が一つ綻びはじめました。
季節は立春、旧暦では1月4日で「新春」「春の寿」と
言われる理由がわかります。
「春もやや けしきととのう 月と梅」芭蕉
「白梅や ひと日(ひ)南を あこがれぬ」石川啄木
「道ばたの 風吹きすさぶ 野梅かな」高浜虚子
多くの人たちが梅の句をよんだのは、花の香りに酔いしれ
暖かな春を待ち望んだからでしょう。
しかし梅の花は歌には、あまり登場しませんね。
歌で良く使われるのは、バラ、スミレ、コスモス、ヒマワリ、
そして何と言ってもサクラに軍配があがります。
なんでだろう~~~なんでだろう~~。