大らかで敬虔なタイ人



平沢進というミュージシャンをご存じですか?
決してメジャーな音楽ではないのですが、業界の方に
ファンがたくさんいるという、玄人ウケするミュージシャンです。

プロレスが好きな人には、「長州力のテーマ曲を作った人」と
言えば判かります。

なんかお経ぽく聞こえるときもあるし、どこかで聞いたことが
あるようなDNAに響く感じもします。

彼はまた、音楽出版社とJASRACに「支配」されている
音楽業界のありかたに疑問を持ち、自分の曲は自分で管理し
自分のサイトでの音楽配信を続けている、一本通った信念も
もっています。

そんな平沢進さんは、タイに友人がたくさんいるそうです。
タイから来た人を、原宿や六本木、浅草、ディズニーランドと
観光案内に連れて行って、一番喜んでくれたのが・・・。
茨城にある牛久大仏とか・・・。

世の中には、大仏と呼ばれる仏像は数多くありますが、その中でも
牛久大仏は突出して大きいです。

ギネスブックにも掲載されていて、自由の女神の約3倍・・・、
なんて聞くと、まさにそれは大仏なのでしょう。

いかにも敬虔な仏教徒のタイ人らしい反応なのかもしれません。

この話をしてくれたのは、先日の西安のコンクリート大仏を
紹介してくれたデザイナーさんです。

彼女は、タイに何度も行っていますが、本堂の正面がシャッターで
しまっているお寺があるそうです。

日本のお寺でも、定休日を設けているお寺もありますが、安全の
ためか、お休みなのかわかりませんが、その奥には、もちろん
仏像が安置してあるわけで・・・。

入り口が無骨なシャッターでも、仏さまを拝むタイ人の敬虔さは
変わらないそうです。

PS
お寺は、タイのプーケットの中程にあるワット・ナカという
場所だそうです。
ワットは、お寺という意味なので、ナカ寺ということですね。

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