お寺拝見



日本で最初に建てられたお寺は、552年に建立された
奈良県の向原寺さんである。

それから1500年ほどたった今、イギリス人の3次元
デザイナーであるトーマス・へザウィックさんが鹿児島に
計画しているハイパーモダン寺院。

伝統的な寺院建築から見れば珍寺かもしれないが、それぞれの
場所で、これからの寺院運営を考えたお寺の建築は盛んだ。

たまたま通りかかったお寺の建築が目にとまったので、本堂の
回りを怪しく徘徊していると、ご住職さまにお声をかけられて
しまった。

お寺の多くは、開かれたお寺にしたいために自由に出入りが
できるが、セキュリティの問題も深刻な課題なために、見えない
ような場所に感知器がついている場合が多い。

多分そのセンサーに発見されて、あまりの怪しさにご住職様が
飛び出してきたのだろう。かなりマズイ~・・・。

遠くから「何かご用でいらっしゃいますか?」と、ご丁寧な
口調だが明らかに不信の目でいっぱいだ。
お近くまでいって自己紹介と理由を説明していると・・・

「え~っ!先生ですか?」

実は、和尚が若いときに動く紙芝居風人形劇とでもいうのか
パネルシアター」を教えて頂いた方だったのである。

その当時は、木造の古い本堂だったし、だいぶ長い時間を
ご無沙汰していたので、お近くにいくまでわからなかった。

お互いに当時の思い出がよみがえって盛り上がり、おかげで
建物の中の細部までご案内を頂き、アイディアも一杯で
大変参考になりました。

仏縁は、ありがたいものですね

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