母親の四十九日法要の後座で殺人事件という
痛ましい事件がありました。
詳しいことはわかりませんが、遺産相続の争いが
原因だったとか・・・?痛ましい事件です。
だいたいお経が終わると財産の話しなんていうことは
結構あるもので、何となくそういう雰囲気は感じて
しまいます。お金はあった方が良いのでしょうが、
あればあったで大変なようで・・・。
ある時の葬儀で喪主のご挨拶。
「皆様、本日はお忙しいところありがとうございました。
ご住職様の引導と懇ろなるご回向で父も仏の国に旅立って
まいりました・・・実は父が遺言状を残しておりまして・・
ここでご披露させて頂きたく・・・」
こんなご挨拶に会葬者の皆さんは驚きました。
「遺言。どんな苦労にも愚痴を言わず怒らず、たえず謙虚で
感謝のやさしい心で回りの人に接すること。この誓いを守って
兄弟家族仲良く、先祖を守り人生を過ごすこと。
これが父の遺言でした・・・」
誰もが、おじいさんのお人柄らしいやり方でさわやかな
時の一瞬を感じました。
人生ていろいろですね