中国の聴覚が不自由な人たちで演じられる「千手観音」。
千手観音(せんじゅかんのん)とは、文字通り「千の手を
もつ」観音さまだ。千本の手は、どのような人々も救済
しようとする、観音さまの慈悲心の広さを表わしている。
1日に十数時間の猛練習をして、音を聞くことができな
彼らが、一糸乱れぬ動きで神秘的な千手観音を表現していく。
耳が不自由な分、他の感覚が鋭く、その感じる力で音楽に
合わせて踊ることができるという。
そういえば「観音」とは「音」を「観る(みる)」と書く。
ふつう「音」は聞くものだ。そういう考えでいけば
「聞音」と呼ぶのだろう。
しかし、観音さまは音よりも早い光を観て、しかも全身で
観じてくれるので「観音」と呼ばれ、私たちの声なき声を
観じて、すぐに・・いつでも救いの手を差し伸べてくれる、
ありがたい仏さまなのだ。
正面役の女性の慈悲に満ちた表情と30本近い、しなやかな
手の舞は、まさしく心が「観音さま」になっているから、
「本物だから」できるのだろう。
感動しました
昨夜の「極上の月夜」で観ました。
聴覚障害者によって演じられたとは思えないほどの素晴らしい舞台でしたね。
中央の女性の微笑みと彼女たちのしなやかな手の動きはまさしく千手千眼。
とても素晴らしくて感動してしまいました。
かんげき!
すばらしい!お写真の千手観音様も美しいですが、それを演じている人々の美しさ。嗚呼、人間とはたとい、身体のどこかが不自由であったとしてもそれを超えて自らの命をいっぱいにあんなにも輝かせることができるものなのですね。ほんとうに生き仏様を拝見したようです。何か勇気をもらえた気がいたします。
みみさま
北京オリンピックでも参加するようです。
皆さんが慈愛にみちた気持ちになれると
良いですね
michiyaさま
ハンディがあっても、健常者よりも
しっかりと頑張って、美しい心で接して
おられる方がたくさんいます。
本当に頑張らなくては。。。