涅槃ねこ



お釈迦さまは、煩悩をなくし悟りを開いた方なので
亡くなったとは言わずに入滅(にゅうめつ)とか
涅槃(ねはん)という言い方をします。

そのときの姿勢が、頭を北に、顔を西に向け、
体の右側を下にして横になりお亡くなりになったと
いわれています。

しかも「形あるもの、すべては移り変わり常ではない。
怠ることなく修行を完成させなさい」という言葉を
最後に残しました。何とも和尚としては頭の痛い教えです。

葬儀の時に、死者を北枕に寝かせるのは、このお釈迦さまに
あやかって行われたきたことで、人の死から「諸行無常」の
教えを改めて教えられます。

このことから北枕は縁起が悪いと言われていますが、人間の
体には、弱い磁気が流れています。磁気が北を指す如く
人も北を枕にして寝ると、磁気の通りが良く安眠できるのです。

ピップエレキバンを張るようなものなかもしれません。
だから、北枕は健康には良いようです。
和尚も毎日北枕です。

そして右脇を下にすることで、自然と心臓が高い位置に置かれ、
心臓に負担がかかりにくいといわれています。
ほら皆さんも、そんな格好でテレビ見ていませんか?

インドでは最上の寝方で今日なお教養ある人の間では
行われているそうです。

そんなわけで最高の形でいる「涅槃ねこ」を発見・・・。
何でも世界一なんですって

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涅槃ねこ への2件のフィードバック

  1. バナナ牛乳 のコメント:

    くぐってみたい
    なんともにゃんとも可愛い涅槃姿。
    涅槃にはそういう意味があったんですねえ。
    仏様がお昼ねしてる姿だとばかり思ってました。
    わたしは東枕です。風水では元気になれるらしい。
    あと、食べすぎたら右側を下にしてます。
    なんでも消化が進むらしい。
    心臓にも負担が少ないとは!
    家族にも教えてあげよう.。゚+.(・∀・)゚+.゚

  2. 和尚 のコメント:

    このネコは・・・
    天草におりますぞぉ~

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