お通夜に行く途中の道で、猫が死んでいるのを見つけた。
車にひかれたらしく、アスファルトの上に張り付いている
見つけたのは和尚ではなくて、小学生の子供二人で、
彼らは猫が再び車で踏みつけられないようにと形相を変えて、
一生懸命に交通整理をしているのだ
近くで猫を見ると、「まだ動いてピクピクしてるゥの・・・」と
女の子が泣きそうな顔で叫んでいる。男の子は車と自転車の交通
整理だ。その横を大人たちが無関心に何もせずに通り過ぎてゆく。
この差はいったい何なんだろう
ちょうどトランクに洗車のバスタオルがあったので、それに
包み道路際に置いてあげた。
お坊さんのコスチュームと子供二人と死にそうな猫。
歩く人が奇異なものを見るような目で見つめ通り過ぎていく。
時折通る車は迷惑そうにクラクションを鳴らして抜けて行った
これからどうするか?このままだとお通夜には遅刻だし・・・。
子供たちの家は近くにあるらしく、お母さんがいるらしいので
お任せすることにした。命の狭間で彼らが何かステキなものを
学んでくれたらと願い別れた
えらいね?
やさしい子供たちだから、和尚さんの気持ち通じると思いますよ。???
気になります
だといいんですが。
おお
なかなか出来るもんじゃないですよね。
普通だったら、そのまま見過ごしそうなものなのに。
その気持ちや、行動力を持ったまま![]()
大人になってほしいな。
わたしたち大人も、見習わなければ…
そうだ そうだ!![]()
小さい頃の純粋な気持ちて、大人になると少なくなってしまう。いつもピュアな気持ちでいたいと思う。