ひらひらとお寺の屋根に・・。


境内の庭にアゲハチョウが飛んできました。

カメラを向けても意外と動きが速くピンぼけで
終わり・・・。

「てふてふひらひらいらかをこえた」は
山頭火の有名な句です。

なんだか良くわからない句でしたが中学校の
先生が、「これは山頭火が悟りを開いたときの句」
ということを思い出しました。

「てふてふは」とは、山頭火その人であり、
「いらかをこえた」とは、煩悩を超えて仏の世界に
入ったと解釈していました。

「ひらひら」というのが、寄り道しながら風に
飛ばされそうになりながら、やっと超えたという
人間、山頭火らしいところ。

アゲハチョウも玄関の屋根を越えて行きました。
このアゲハチョウの命も終わると、もう秋ですね。

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