これは何だかわかりますか?
和尚の寺の山門の木鼻(きばな)という部分です。
建物の最先端という意味で「木端」と書きましたが、鼻のような
形にみえるので木鼻となりました。
本来、構造上は何の意味もない部分ですが、装飾という意味では
大工さんが一番の技量を見せる最大の箇所となりました。
金剛院の山門は、この木鼻部分の彫刻がすばらしく流れるような線と
彫りの深さが見事で文化財に指定されました。
もちろん都内にあっては、薬医門という珍しい様式で、しかも江戸時代には
火災や地震で多くの罹災者を助けた功績で、時の幕府の縁戚にしか許されなかった
赤色の門を許可された歴史もあるので・・・。
この山門が、椎名町駅の改札を出た南北自由通路に告知されるとか・・・。
平成21年から始まった椎名町駅舎・自由通路の工事も、いよいよ
10月1日の始発から利用できるようになります!
それに伴い駅出入り口および改札の位置も変更になります。
山門前には、駅の出入り口が出来て、おそらく駅前のお寺としては金剛院が
もっとも駅チカのお寺になるでしょう!!
でも、この階段にエスカレーターがついていないんですよね??
9月30日には、16時30分からテープカットもあるみたいです。
何でも1番のお好きな方は、ご参加してみてくださいね!