開運「三面大黒天」などのご開帳

金剛院では、お正月3日間に大和・長谷寺御本尊 「十一面観世音菩薩」の御分身像と「三面大黒天」を ご開帳します。 また本年は、新たに勧請した截金・五智如来光背阿弥陀三尊も ご開帳しました。

長谷寺は古くは、枕草子や源氏物語などにも登場するお寺で、 御本尊は、美人祈願、縁結びに御利益があるとされています。 ご開帳される仏さまは、ご本山から正式に認められた「ご分身」で、 この長谷寺のご本尊「十一面観世音菩薩」の御利益があります。

三面大黒天は、正面が大黒天、向かって左側に毘沙門天 右側に弁財天が合体している珍しいお姿をしています。 大黒天は、開運招福、縁結び、子授け、商売繁盛など、 毘沙門天は、無病息災、不老長寿など、弁財天は、 学問、芸伎や音楽などの福徳を授けていただけるなど 七福神の良いご利益が集約されています。

「三面大黒天」は、天下統一を果たした豊臣秀吉公も 信仰していたと言います。

また、今回は金剛院の建築工事にあたり、新たに勧請した 截金の阿弥陀三尊もご開帳されました。
光背には、寺伝で伝えられていた五智如来を配し、金箔を 糸状に切り装飾された仏さまで、智慧と慈悲の象徴として 現世と後世の安楽の御利益を授けてくれます。 合わせて新年のご縁を結ばれました。
  

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