仏舎利塔(ぶっしゃりとう)
仏舎利塔(ぶっしゃりとう)とは、お釈迦さま(「仏」)の骨(「舎利」)を祀っている塔のことです。
今から500年ほど前、聖弁和尚(しょうべんわじょう)という僧侶が金剛院を開かれた場所は、今より北西へ800メートルほどはなれた所だったと言い伝えられています。
しかし300年ほど前の大火事によって金剛院も焼けてしまい、正徳(しょうとく)5年(1715)に今の場所に移ってくることになりました。
金剛院にある仏舎利塔は、そのとき建てられたもので、弘法大師修行像の後ろにあります。