「自灯明」(じとうみょう)「法灯明」(ほうとうみょう)は、
お釈迦さまの最後の教えといわれています。
「師が亡くなったら、何に頼ればよいのか」という弟子の
質問に対して、仏陀が諭したお説教と言われています。
「灯明」とは「あかり」のことで、世の中や自らの心を
明るく照らしてくれます。
「法」とは、「仏さまの教え」の意味です。
つまり、「自分を信じて、法をよりどころとして生きなさい」
という、お釈迦さまのお答えです。
部屋の中が暗いと何もできませんし心配になります。
でもスイッチをつければ部屋は明るくなります。
それが「法灯明」です。
しかし、スイッチをつけたり、その場所を見つけたり
するのは「自分」です。
自分が動かなければ何も始まりません。
それが「自灯明」です。
調光器をつければ良い加減に「法」を調整できますね。
他の人の力も大切ですが、まずは自分の力を信じて、
前に踏み出せる1年にしたいですね。
そして「仏の教え」を勉強してみましょう!!
おめでとうございます
和尚様のブログには気が付かされたり、励まされたりしております。いつも楽しみにしていますので今年もよろしくお願いします。