寺院のゆくえ



昨日は「10年後のお寺をデザインする」という会に
参加しました。

「仏教はなくならないけど、お寺はつぶれる」そんな
パネラーの先生のお言葉・・・。

シャッター寺院なるものが存在することも事実ですが、
世の中の移り変わりの中で「仏教」のすばらしさを
しっかりと伝えている寺院があるのも事実。

和尚の寺は、真言宗の寺なので真言密教の
「密」という字を入れて「金剛密院」と呼ぶ
ことがあります。

そんな頭の文字をとって、今回の西安の和尚から
頂いた漢詩歌には、次のように書かれていました。

界華英松色青
経妙韻梵鐘鳴
集香客結善縁
庭法苑明心燈

仏の世界(金界)には、美しい華が咲き
緑にあふれ

すばらしいお経(剛経)や仏教に関する
物事(梵鐘)のすぐれた教えが鳴り響き

真言密教を信ずる者が集まり、香煙絶えることなく
良い縁を結び

金剛院は、仏国土(法苑)となって、人々に心の
灯を明るく照らしていく

ちょっと良いように意訳してしまいますが、そんな意味で
しょうか?

そのような寺にすべき精進してまいりたいと、意を決意
するこの頃です

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寺院のゆくえ への4件のフィードバック

  1. さち のコメント:

    いつまでも
    和尚さまのお寺はとても魅力的です。先日頂いたお手紙のことも感無量で、このお寺に自分の最後をゆだねることができる幸せを感じています。

  2. JA のコメント:

    なんだか敷居が高くて
    実家は浄土宗、通った学校はミッションスクール、夫の家は真言宗。年を重ねた今仏教が肌に合いそうで、今年から四国を1国打ちで歩き始めました。でも葬儀や法事だけでない、お寺とのお付き合いは都会に住む多くの人にはとても敷居が高く感じます。

  3. 和尚 のコメント:

    さちさま
    いろいろありましたけど、納得出来ることが
    できた良かったですね。
    みんなで頑張りましょう

  4. 和尚 のコメント:

    JAさま
    ご意見もっともですね。
    お寺もこれから大きく変わらなければいけない
    時代になっています。
    心の糧にになるような役目を、人々の目線で
    頑張れるよう精進してまいります。

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