初詣は神社?お寺?


新年あけましておめでとうございます。

お正月は、一年のうちでも最も年中行事の多い季節。
どのくらい多いかというと、本屋さんや図書館で
「年中行事辞典」のような本を探して開いてみて
ください。きっと、本全体の3分の1くらいが1月の
行事で埋められているはず。

それだけ、年のはじめが大切にされてきたという
証ですね。お寺もこの時期は、落ち着かないです。

さて、お正月の行事といえばやっぱり初詣ですが、
みなさんは初詣、神社に行きますか?それともお寺?

江戸時代、お江戸の庶民のあいだには初詣ならぬ
「恵方詣で」というものが流行していました。

その年々の恵方(縁起のいい方角)にある神社や
お寺をお参りするという信仰で、例えば今年は浅草の
観音様、来年は日本橋の水天宮…というように、毎年
お参りする先を変えていたのが特徴です。

逆に田舎では、江戸ほどたくさんお参り先がありま
せんから、自然と毎年地元の氏神さまに詣でるのが
主流に。これを産土(うぶすな)参りと言ったりします。

さて、明治になって文明開化、あちこちに鉄道が
敷かれるようになると、鉄道会社は乗客欲しさに
「お正月はうちの沿線にある◯◯神社、△△寺を
お参りしましょう!」というキャンペーンを打つように
なりました。

なんと、この鉄道会社のイベント(?)がいわゆる
今の初詣の始まりだといわれているんです。

成田山とか、日光東照宮とか、大きな社寺の
近くには大手私鉄が伸びていると思いませんか…?

初詣の歴史は長くても100年くらい。
お参りするのも、お寺でも神社でもどちらでも
かまわないということなんですね。

大切なのはお参りする気持ち・・・。
一年間、感謝を込めて手を合わせましょう。

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