戦没者供養その5 「楽園の戦争?」


その日の午後は、夏島(デュブロン島)へ上陸しました。
ホテルのある春島(モエン島)から、ボートで30分くらいです。

「濡れますからね~~」と、ガイドさん。

午前中の水しぶきのつもりでいたら大間違い・・・。
両サイドからバケツの水を掛けられた強烈な水しぶきの連続・・・。
波で浮き上がった船底は、何回も強く叩かれてバウンドします。

途中でエンジン停止!

ほら~乱暴なフルスロットルするから壊れちゃう・・・。

こんなところで無線もなく、どうすれば良いの?
でも、これが当たり前みたいです・・・。

前にも書いたように、この島は日本統治時代に軍港や
商港として開発されました。

軍施設や商業地の町並み・神社仏閣・病院・学校など当時の
戦跡群を見る事ができます。

いまはジャングルですが、かつての夏島のメインストリートには、
床屋、呉服屋に下駄屋、映画館やタクシー会社もあったそうです。
鉄道までひこうとしたみたいでレールが放置してあります。

花街もあって長い行列ができたなんて想像が出来ません。

また、今回は時間がなくていけませんでしたが、トラック神社跡や
弘法大師堂跡もあります。

かつては、日本軍の南方前線基地として栄華を極めていたことを
残すいろいろな戦跡。

2時間ほどの訪問ですが、行って良かったと思います。戦争の実態を
知らないし、いくら聞いても感覚的にわからない。

でも、目の前に過去の現実を見せつけられると、いかに今の自分たちが
過去の歴史と繋がって生きているのかが少しは実感できます。

ジャングルにひっそりと建つお墓・・・。
プレートに書かれていた「War in the Paradise」の言葉が胸にしみます。

戦争は何を残してくれたのでしょうか?

 

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