高松稲荷神社

高松稲荷神社むかし、高松は林や麦畑のひろがる中に10けんほどの農家が点在するだけでした。

そのころ高松には農民たちが共同でまつる神様がまだ無かったため、ある農家の屋敷にまつられていたお稲荷さんをここへうつし、みんなでまつるようになりました。
その後も高松には農業にたずさわる人が多くいたため、お稲荷さんには作物の豊作や家族の健康をいのり、感謝しました。

境内には一対の狛狐が置かれています。小さな子供を連れた優しそうなキツネと、それを守るかのように鋭い目をしたキツネが向かい合っていることからも、家族を大切にしようという思いがうかがえます。