ねずみ山の鷹狩り

江戸幕府を開いた徳川家康(とくがわいえやす)の三代将軍・徳川家光(とくがわいえみつ)は、政治の仕事をするかたわら、鷹狩(たかがり)に精を出していました。
これらの将軍たちは、目白台から長崎村の東南に広がる鼠山(ねずみやま)と名づいた芝野の狩場へよく通っています。

鼠山は、「寝(ね)ず見山」という呼び方が変化したといわれています。
ひょっとするとこのときに将軍たちも金剛院へ立ち寄っているかもしれません。