長崎不動尊(ながさきふどうそん)

長崎不動尊不動明王(ふどうみょうおう)は、病気平癒(へいゆ)や安産、災害の除去など、私たちの苦しみを必死に救おうとしているところから、火焔(かえん)を背負い、両牙を咬(か)み、剣を持った恐ろしい表情をしています。

のちに不動明王は、いろいろな願いごとをかなえてくれる仏さまとして多くの信者を集め、江戸時代以降には、各地で多くの不動明王像が造立されました。

金剛院の不動尊も同様で、地域住民により信仰されつづけ、昭和24年(1949)に門前にお堂が建てられ、多くの方がお参りされます。また、長崎不動尊の縁日は毎月八の日で、当日は露店が並びにぎわいます。